ZIGENとB.C.A.D HOMMEを比較!セラミド配合の両メンズコスメを検証
実力派の2つのメンズコスメZIGENオールインワンフェイスジェルとB.C.A.D HOMMEトータルエマルジョンについて比較しました。両者の大きな特徴は、ヒト型セラミドを配合していること。そして、無添加・安全性にこだわり、品質を高めた高級メンズブランドであることです。
成分などによる実感はどちらもほとんど変わりませんが、「付加価値」が付属しているのはB.C.A.D HOMMEでしょう。話題の「ミドリムシ」の配合があり、オーガニック調の爽やかな香りや、見た目の高級感など。それが故の5,940円というZIGENよりも1,000円近く高い値段なので、ここに価値を感じない場合は、ZIGENを選ぶべきでしょう。
本記事では両者を実際に使用した塗布感や使い心地、成分上の表面的な比較ではできない実態面を比較しています。まずは簡単に両者の特徴をまとめてみます。
ZIGENオールインワンフェイスジェル
ZIGENは「セラミド」を主体とした保湿メインのオールインワン。無駄なものを一切含まず、男性の肌の構造を考え抜いた化粧品設計です。セラミドを活かすためのアミノ酸や、植物エキスが多分に配合。また使い勝手を意識したゲル加工と、合成界面活性剤を使用しないという安全性への徹底的なこだわり、開発者の思いを感じる職人的なメンズコスメ。
B.C.A.D HOMMEトータルエマルジョン
B.C.A.D HOMMEトータルエマルジョンはZIGENと同様セラミドを中心とした「保湿」メンズコスメ。そしてZIGENと違う点は、今話題の「ミドリムシ」を配合し、全く違う点からアプローチして肌トラブルを改善に導くところです。植物エキスを中心としたバランスでフルーティな仕上がり、使うことによる楽しさもあります。
比較項目 | ZIGEN | B.C.A.D HOMME |
価格(税込) | 3,990円 | 5,940円 |
内容量 | 100g | 120ml |
タイプ | ゲル | ローション |
用途 | オールインワン | |
使用目安 | 2ヶ月 | |
肌質 | 乾燥肌・脂性肌 | 乾燥肌・アンチエイジング |
香り | 無香料 | |
強み・特徴 | セラミド配合、合成界面活性剤不使用 | セラミド、ユーグレナ配合 |
購入 | https://www.zigen-shop.com/ | https://www.euglena.jp/ |
ZIGENとB.C.A.D HOMMEの使用感を比較
使い心地や毎日のスキンケアを行う上で、「楽しい」「気持ちいい」と感じるのはB.C.A.D HOMMEです。
無香料でありながらベルガモット、レモン、カモミールなどの植物エキスを配合し、非常にフルーティで爽やかな香りを感じます。対してZIGENは無機質で「無臭」に近く、肌トラブルを根源から改善するための職人的な成分配合となっているため「面白み」というのは正直イマイチ。
B.C.A.D HOMMEはボトルの品位や高級感を感じる香りから、使い続ける上での自尊心や満足感というのは高いでしょう。もし彼女やパートナーがあなたの洗面台などにB.C.A.D HOMMEがあれば必ず興味を示すはず。ZIGENの場合は、正直「黒」が与える印象は強く認知度もそれほど高くないため、良い印象(スキンケアに気を遣っている印象)というのは与えにくいかもしれません。
メンズコスメとしての実力を比較
価格設定を無視した純粋な「実力」を比較すると、非常に甲乙付けがたいですがわずかにZIGENを評価したいと思います。
理由は、どちらも配合がありますが「ヒト型セラミド」を含んでいる点です。ZIGENにはそのヒト型セラミドの力を高めるためのアミノ酸を豊富に含み、より自然なレベルで(合成成分や化学成分に頼らない)保湿の実感力を高めているためです。
またZIGENは無色透明なゲル加工。通常、成分が多くなればなるほど化粧品は白く濁っていきますが、ZIGENはこのように透き通っています。無駄なものを一切含まず、合成界面活性剤・無香料・アルコールフリー・オイルフリーと「フリー処方」にこだわっているのです。油分を含んでいないため塗布時もベタつかず、肌代謝を損ねない、自然な肌の保湿感を得られるのです。
B.C.A.D HOMMEの場合、セラミドやユーグレナといった魅力的な成分をたくさん含んでいるものの、ローションはこのようにミルキー。「白く濁る」ということは、油分や不要な成分を少なからず含んでいる証拠。
さっぱりと水に近いため、セラミドを含んでいるのに思った以上に保湿の実感が無いのも不思議に感じます。夏場は気持ちよくアルコールとは違った清涼感がありますが、冬場は少し物足りなさを感じるかもしれません。
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