ウル・オススキンコンディショナーの口コミ!乾燥や肌荒れへの効果は?
乾燥による肌荒れ・かさつき対策におすすめの、大塚製薬が販売する「ウル・オス」シリーズのスキンコンディショナーをレビューしました。
ウル・オスシリーズは特に加齢による乾燥・小じわの悩み対策に特化したメンズコスメです。ウルオスからはスキンローション(化粧水)、スキンミルク(乳液)、スキンクリーム(クリーム)と発売されていますが、これは分類で言うと乳液とクリームの中間に当たるもののようです。
多くの男性に評判のウル・オススキンコンディショナーですが、実際に購入し、成分や質感などを調べてみました。
ウル・オススキンコンディショナー3つの特徴
①大塚製薬の独自成分「AMP」が配合されている

ウル・オススキンコンディショナーに配合されている「アデノシンリン酸(以下「AMP」)」は、大塚製薬が約10年かけて研究・開発をした保湿剤です。
AMPには肌のハリの維持、正常なターンオーバー、乾燥や紫外線から肌を守る物質の生成などに必要不可欠な、ATP(アデノシンー3リン酸)という物質の生成力を高める効果があると言われています。また、身体内に存在するAMPは加齢によって減少していきます。そのためシミ・くすみ・乾燥対策としてスキンコンディショナーはおすすめです。
ウル・オススキンコンディショナーは、ウル・オススキンシリーズの中で最も油分が多く、分類としては「クリーム」に当たります。AMPを補充したい箇所に塗布すればしっかりと潤い、他2種以上にその効果を実感しやすいと言えるでしょう。
②他のウル・オススキンシリーズよりも1種類多く精油が含まれている
ウル・オススキンコンディショナーには、他のウル・オススキンシリーズに入っていない「コショウ果実油」という精油が含まれています。
コショウ果実油には肌の血行を促進する効果があるため、結果として肌の代謝(ターンオーバー)を正常に保ち、肌荒れ・ニキビ予防、美肌(シミ・くすみ予防)を期待することができます。
コショウ果実油は肌への刺激性が確認されていて、アロママッサージなどで使う際には扱いの難しい精油と言われています。しかしコショウ果実油を肌に塗布する際の適正量である1%以下しか配合していないため、肌への刺激に対して過度な心配をする必要はありません。
③ウル・オススキンシリーズの中で最もコストパフォーマンスが高い
スキンコンディショナーは一本1,620円とウル・オススキンシリーズの中で最も安い価格設定です。
確かに容量は他2種に比べて少ないため少し損であるような気もするのですが、スキンコンディショナーは油分がとても多くクリームのような使い方をするため一度の塗布量が他2種よりも少ないので、使用期間は他2種とほぼ変わらずコストパフォーマンスも高いと言えます。
ウル・オススキンコンディショナーの全成分と毒性
水、シクロペンタシロキサン、エタノール、水添ポリイソブテン、グリセリン、DPG、ペンチレングリコール、ネオペンタン酸イソステアリル、アデノシンリン酸、ジメチコン、マカデミアナッツ油、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、グリセリルグルコシド、テオブロマグランジフロルム種子脂、ポリアクリル酸Na、キサンタンガム、アミノプロピルジメチコン、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、ダイズ芽エキス、BG、ダイウイキョウ油、ニオイヒバ葉油、アトラスシーダー樹皮油、ラバンデュラハイブリダ油、ライム油、セイヨウハッカ油、セイヨウアカマツ葉油、ローズマリー葉油、テレビン油、コショウ果実油、トコフェロール、ジグリセリン、フェノキシエタノール、エチドロン酸、AMPD
多くの成分が配合されているスキンコンディショナーですが、肌への毒性が高いと言われている合成界面活性剤が含まれていない点は、クリームの中でも比較的安全であると評価できます。
毒性の「数」は確かに多いですが、界面活性剤が含まれていない乳液・クリームというのは非常に珍しく、安全性・品質は高いと評価できます。
毒性が検出されている成分も、植物エキスが中心なので、大きな問題は無いでしょう。ただその分保湿成分が少なく、継続的な実感力については劣ってしまうことがわかります。
しかし、植物由来の精油(エッシェンシャルオイル)が多く含まれているため、アレルギーについては懸念されます。また、上でも説明した通り、適正量である1%以下の配合量とは言えコショウ果実油には肌への刺激があることが確認されているので、敏感肌の人はドラッグストア等でパッチテストをするとよいでしょう。
さらに、肌の質感をツルッと仕上げるため、多くの合成ポリマーが配合されています。毛穴に詰まりやすく炎症の原因となることもありますので、過度な使用には注意しましょう。
ウル・オススキンコンディショナーの評価
評価 | コメント | |
使用感 | 〇 | プッシュタイプで扱いやすいが油分が強い |
成分 | 〇 | ウル・オスシリーズの中で最も質感がしっとり |
香り | 〇 | オーガニック調の爽やかな香り |
コスパ | 〇 | ウル・オスシリーズの中では最も安い |
ウル・オススキンコンディショナーがおすすめできない人
スキンコンディショナーは油分を多く含んだメンズコスメであるため、脂性肌の人や夏場のスキンケアとしてはおすすめできません。
また、乾燥で悩みを抱えているわけではないがとりあえず何か肌に塗布しておきたいという人は、スキンローションあるいはスキンミルクをおすすめします。油分が少なくしかしウル・オスの清涼感やAMPの実感を得ることができます。
ウル・オススキンコンディショナーをおすすめしたい人
- スキンミルクを使っても乾燥が気になってしまう方
- 全身の保湿を一本でできるメンズコスメを探している
ウル・オススキンコンディショナーの一番の強みは、高い実感力とアンチエイジング効果の高い「AMP」の配合です。そのため、30代を超えて乾燥や小じわ・くすみに悩み始めた男性には最適のメンズコスメであると評価できます。
また、元々全身の乾燥対策に使えるメンズコスメですので、加齢による乾燥対策だけでなく、全身の保湿ケアとしてもおすすめです。
ウル・オススキンコンディショナーの使用レビュー
クリームタイプとしては珍しいボトルタイプの化粧品になります。ただ、クリームの基礎化粧品は指を突っ込んで取り出すものが多いので、衛生面で見ると非常に優しい構造だと思います。また1プッシュで必要な量を取り出すことができます。こちらの写真は1プッシュの量ですが、1回のスキンケアとして十分な量が取り出せます。
公式サイトでは「ジェル状」と記載されていますが、他のウル・オススキンシリーズよりもしっかりと油分を感じる白色のクリームです。10種類のエッセンシャルオイルが配合されていることから、オーガニック調の香りが強く感じられます。
ウル・オススキンシリーズの中で最もクリームに近いということで、3種類の中で一番べたつくと思っていたのですが、意外なことにこれが一番サラッとした使い心地でした。
素直に肌の上で伸び、多少肌の上で油膜が張っているように感じるものの不快感はありません。サラッと仕上がり満足度が高いです。べたつきはほぼ感じません。
香りについてはウルオス特有のハッカの鼻を通る香りを強く感じます。この香りには賛否両論ありますが、意外とファンも多いです(ちなみに私は苦手)。
肌に塗った感覚としては、よく伸び、また鏡で見てもテカリはありません。塗布後しばらく経っても、クリームにありがちな滞留感は全くなく、サラサラとここちよく過ごすことができました。ただ、乾燥肌の私の感覚としては、1~2時間経過後から肌の乾燥を感じ、少し物足りなさを感じました。
クリームと言っても、とりわけ保湿成分が多いわけではありません。使いやすさで言えば、クリームの中でも上位ですが、保湿の実感力はイマイチだと評価しました。夏場や、秋口のケアにはいいかもしれませんが、それならウルオスのスキンローション、あるいはスキンミルクを使った方が効率的かもしれません。
スキンローションやスキンミルクと一緒に使う必要はある?
ウルオススキンコンディショナーは基礎化粧品の分類で見ると「クリーム」に当たります。一般的に、化粧品は化粧水→乳液→クリームと段階を踏んでスキンケアをしていくと知られています。しかし、これは化粧品業界の販売戦略のようなもので、医師や専門家の方々はそうした使い方を推奨していません。
化粧品とは「不足しているものを補給する」のが目的であり、不足していない成分をわざわざ使う必要は無いのです。なので今オールインワン化粧品に注目が集まっています。つまり、スキンローションやスキンミルクで満足していればスキンコンディショナーは必要ありませんし、逆に、スキンコンディショナーだけの方が調子がいいなら、スキンコンディショナー1本をオールインワンのように使用しても構いません。
またスキンローション・スキンミルク・スキンコンディショナーの成分を並べて比較してみても、実はこれと言って大きな違いがあるわけではありません。質感や、成分の配合バランスに違いがあるだけなので、特に乾燥が気になる方や「実感力」が欲しい方はスキンコンディショナーを使ってみると良いと思います。
ウル・オススキンコンディショナーは加齢による小じわ対策をしたい男性におすすめ!
ウル・オススキンコンディショナーは、加齢による肌の悩みに効果のあるメンズコスメです。肌の老化の原因であるAMPの減少を抑え、乾燥肌に必要な油分を補充してくれる、使いやすいメンズコスメであると言えます。
他のウル・オススキンシリーズと成分に違いはほぼないため、どれを使っても一定の効果を期待することができますが、3種類の中でも肌に留まりやすいスキンコンディショナーは、AMPの効果をより実感しやすい一本となっています。
ウルオスをAmazonで購入するブランド名 | ウル・オススキンコンディショナー |
化粧品分類 | 顔・身体用ジェルクリーム |
メーカー | 大塚製薬株式会社 |
価格 | 1,620円(税込) |
内容量 | 60g |
使用目安 | 1,5~2ヶ月 |
取扱店舗 | 全国の薬局などで購入可能 |
公式サイト | http://www.otsuka.co.jp |
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