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【初心者向け】男性のスキンケアと洗顔の流れ・手順・準備するものまとめ

メンズコスメ「プラウドメン」化粧水(グルーミングウォーター)を手の平に取り出している写真

スキンケアって何から始めればいいの?
化粧水?乳液?何を準備すればいいの?

そうした男性の方に、スキンケアの流れ・手順を画像・動画付きでまとめました。

スキンケアについては学問(「美容学」「化粧品学」など)が存在しないため、誰から教わることなく、ネットや人伝に聞いた情報を元に「我流」で行っている方がほとんどでしょう。しかしスキンケアとは自分の肌に化学薬品を塗布する行為です。文字に起こすととても怖い行為。もちろん化粧品を塗ることだけを「スキンケア」と呼ぶわけではありませんが、実はデリケートな問題で正しい理解が必要なのです。

  1. スキンケアを始めるのに必要なもの
  2. 洗顔の手順・やり方
  3. スキンケアの手順・やり方

この3つに分類して細かく解説していきます。

男性向け:初めてのスキンケアで準備するもの

まずは基本となるスキンケアについて解説します。スキンケアに必要な道具は以下の4つです。

  1. 化粧品(1つだけ)
  2. 洗顔料
  3. 洗顔ネット

たった1つの化粧品

化粧水でも乳液でもクリームでもなく、「化粧品」と表記した理由はその分類に最早意味などなくなっているからです。これは男性用・女性用に限りません。そして「1つだけ」と表記したのも理由があります。

まず、化粧水と乳液の定義を辞書で調べてみると、

【化粧水】化粧品のひとつ。
【乳液】乳状の化粧水。

参考 引用:三省堂

とあります。ちなみに化粧水でも乳状のものや油分を含んだもの、「明らかにこれは乳液だろう」というものもあります。

よくあるスキンケアの手順書や、化粧品メーカーが推奨するステップは「化粧水→乳液→クリーム」という順番で、場合によっては美容液を追加するように指示されています。今では化粧水の浸透を高めるために「導入液(ブースター)」というものまで出てきています。

何が言いたいかはもうご察しの通りです。この分類というのは、化粧品メーカーが勝手に作り出した「営業目的」の造語に過ぎず、つまりは「儲かるから」化粧品の種類をいっぱい作ってしまっただけなのです。こじつけに近い形でそれぞれの化粧品に意味を持たせています。

もともと化粧品は「化粧品」という名前で、たったの1つだけでした。

我々ユーザーの心理としても、1つより2つ、2つより3つを重ね塗りした方が肌にはよい気がします。また水分は蒸発するから「乳液でフタをする」という理屈も分からなくはありません。脂性肌の方が無理して油分化粧品を使ってしまう心理もこれです。しかし、化粧水だけで効果がないことはありませんし、乳液はその半分以上が水分で構成されているので「フタができる」というのも意味不明です。

男性・女性問わず、化粧品に依存してしまっている方々の多くは「雰囲気」でスキンケアをしています。不要な成分を肌に塗りたくり、むしろ皮膚の代謝活動を阻害して不健康な肌になってしまっています。スキンケアなのにスキンケアになっておらず、今日もせっせと何層も化粧品を塗りたくっていることでしょう。

これからスキンケアを始めようと考えている男性の方、化粧品はたった1つで構いません。その1つを真剣に選びましょう。

洗顔料

洗顔料に求めるものは、「中途半端な洗浄力」と「高い安全性」です。

顔に付着した汚れを落とすことは、科学的に見て全く難しい行為ではありません。なぜなら皮脂や過酸化脂質は、人肌程度のぬるま湯で落とせる性質を持っているからです(水溶性)。

ですから、「しつこい油汚れに!」「ごっそり!」などと表記する、洗浄力をPRしたものは避けましょう。ドラッグストアなどで売られている安価な洗顔料はその傾向があり、ケチってそれを使えば、極度の乾燥・皮脂不足を招くことになります。

品質の高い洗顔料は、実は洗浄力がそれほど高くありません。洗浄力が高すぎると、落とすべきではない汚れや皮膚そのものまで削ぎ落としてしまうため(皮脂膜・薄皮など)、むしろ「汚れを残す」ことに注力した作りになっているのです。「中途半端な洗浄力」とはそういうことです。こうした洗顔料を選ぶことができれば、肌を清潔に保つことができます。

洗顔ネット

洗顔ネット

洗顔ネットは必ず必要です。洗顔ネットは洗顔料や石鹸を泡立てるために使います。洗顔ネットを使わなくても泡立てることはできますが、「これからスキンケアを始めよう」と考えている初心者であれば絶対に必要です(泡を作ることは意外と難しい)。

ZIGENフェイスウォッシュの泡

洗顔料は空気・水分が均等のバランスになって初めて泡立ちます。洗顔ネットを使えば初心者でも簡単に泡を作ることができます。

なお、ポンプをプッシュするだけで泡が出てくる「ホイップタイプ」の便利な洗顔料もありますが、合成成分が多く安全面では評価することができません。

カッコよくなりたい、美意識を高めたい、自分を高めたい、そう思うのであれば必ず自分の顔・体を毎日鏡で見るようにしましょう。

スキンケアを行うだけでしたら洗面所の鏡でも十分ですが、できれば全身が映る大きな鏡が理想です。体型やファッションなども常に気にかけるようにしましょう。

シミ・シワ・ニキビなどの老化現象は、「ある日突然」できるものではありません。時間をかけてゆっくり作られるものです。特にシミやシワは一度しっかり深くできてしまうと、レーザーや注射など外科的な治療方法でしか治すことができなくなります。

これが初期のものであれば、化粧品の「予防効果」で改善できる可能性があります。毎日鏡を見ていれば、自分の顔の変化にすぐ気づくことができるはずです。

洗顔の手順

まず洗顔料の手順を解説します。泡を作る前に覚えておきたいことは、「洗顔に時間をかけない」ことです。泡が顔の上に残っている時間は長くて1分、できれば30秒以内で洗い流せるようスムーズに行って下さい。

理由は「洗顔料」の項目でも解説したように、そもそも顔の汚れ(皮脂など)は水溶性、つまり水で落ちるからです。洗顔料は、外気の汚れやタバコの煙、皮脂以外の油汚れ、化粧品の汚れなど、水では落とせないその他の汚れを落とすために使います。従って、ずっと家で仕事をする自営業の方や、休日に外出の予定が無い場合は、洗顔料を使った洗顔を無理して行う必要はありません。

  • 人肌程度(35~38度)のぬるま湯で顔をすすぎ、湿らせます。
  • 洗顔料を泡立てネットに取り、ぬるま湯と空気を含ませながら泡を大きくします。
    蛇口の水はそのまま流したままにします。
  • 顔に泡を乗せ、泡の弾力で転がすように洗います。
    泡を作る目的は手の平の摩擦で強く擦らないようにするためです。
  • すばやく顔をすすぎます。
    シャワーを顔に直接当てる洗い方は厳禁です。おでこやフェイスライン(輪郭)は特に泡が残りやすいので注意。
  • タオルで「押し拭き」します。
    タオルの繊維はフックのような鍵型をしており、縦に擦ると皮脂膜や表皮膜が削られます。せっかく「中途半端な洗浄力」の洗顔料で洗ったのに、全てがパーになってしまいます。

基礎化粧品によるスキンケアの手順

まずスキンケアを行うタイミング・回数を解説します。大前提として、スキンケアは「やればやるほど肌に良いもの」ではありません。

むしろ「やらない方が肌には良い」のがスキンケアであり、どんな化粧品にも当てはまります。人類が生まれたのが約600万年前(諸説あり)、しかし化粧品の歴史というと、いわゆる基礎化粧品が伝わるようになったのは大正時代です。そこから現代に至るまで、女性に限るとほとんど全ての人が肌の悩みを抱えています。ある種、異常事態であり「化粧品の公害」と言わざるを得ません。

しかし、化粧品を使うことによって

  • 肌をきれいに見せることができる
  • 健やかな状態に導くことができる
  • 「予防」を前提に肌トラブルに働きかける

等の効果が期待できます。この目的を理解せずに、毎日せっせと必要以上の化粧品を塗りたくるようになると、栄養過多、代謝活動の阻害によって、肌トラブルを引き起こしてしまいます。つまり化粧品を使うタイミングはそのメリハリが大切です。

最も誤解されているのが「就寝前のスキンケア」です。結論から言うと、就寝前はスキンケアをしてはいけません。理由は、肌の修復は就寝時にしか行われないからです(成長ホルモンは寝ているときにしか分泌されない)。スキンケアをせずに寝てしまって、朝起きたとき肌がカサカサ、あるいは脂ぎっている経験をされたことがあるかもしれません。しかしそれは、肌の代謝活動が適正に行われた証拠。これこそが健康なターンオーバーの流れなのです。

ですから、寝る前に化粧品を塗ってしまえば、代謝活動・ターンオーバーを邪魔してしまいます。化粧品の油が滞留し、肌荒れやニキビ、シミ・黒ずみの原因になります。つまりスキンケアをするタイミングは、起床後あるいは外出前、この2つに限定して下さい。基礎化粧品を「お化粧・メイクアップ」のように使うのが理想です。日によっては「スキンケアをしない」という日も出てくると思いますが、それも立派な「スキンケア」です。

  • 化粧品を「1つ」用意します。
    詳しくは冒頭「男性向け:初めてのスキンケアで準備するもの」参照
  • 化粧品を手の平に取ります。
    使用量の目安は各化粧品の質感によります。推奨する目安量の1/2~1/3ほどを少しづつ塗布していくと、テカリを予防し、自然に馴染ませることができます。
  • 顔を包み込むように外側へ馴染ませていきます。
    顔の皮膚・シワは横に伸びているため、中央から横方向に伸ばすとより化粧品が馴染みます。
  • 鏡で顔のテカリやケアが足りない箇所が無いか確認します。

化粧品ができること・できないことを正しく理解する!

スキンケアの方法、またその手順はこの世に定義されていません。化粧水や乳液といった分類の定義も同様です。しかし、

  • 化粧品はそもそも不要であること
  • 化粧品ができること・できないことを理解すること
  • 「スキンケアをしない」こともスキンケアであること

これを理解するだけでもあなたのスキンケアに関する知識は深まり、化粧品選びの幅がより広がることになります。「これからスキンケアを始めたい」と考える男性は、「カッコよくなりたい」「モテたい」「肌を清潔にしたい」など考えがあるでしょう。とても素晴らしいことですし、それを叶える化粧品もあります。しかし、9割以上の化粧品が「使わないほうが肌にいいもの」になります。

肌をきれいにするために最も重要なことは、「何もしない・付けない」こと。しかし社会的にそれが難しかったり、肌が弱くて外気の乾燥に耐えられなかったり、一方的な化粧品否定ができないのも現実です。ここでお伝えしたい内容は、身近になりすぎた化粧品の「正しい使い方」とその「選び方」です。

幸いにも男性の美容意識はほとんど皆無。この理屈を女性に説いてもまず伝わりません(聞こうとしませんし、その肌荒れや乾燥が化粧品によるものだと夢にも思っていません)。これからスキンケアを始める男性が、ここにまとめた内容を少しでも実践していただければ嬉しいです。

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