シセイドウメンハイドレーティングローションの口コミ!肝心な「中身」について教えて
今回レビューしたメンズコスメはシセイドウメンハイドレーティングローション。
シセイドウメンは、言わずと知れた資生堂のメンズライン。メンズコスメの中でもいわゆるハイブランドコスメの印象が強い、高級デパートでも最前列に並ばれるほどのブランドです。
まず目を引くのは高級感ある容器、パッケージ。「肌の悩みを解決する」というよりは、おしゃれ・インテリアとしての要素が強い、というのが私のファーストインプレッション。品質(中身)以外にかかるお金も相当なもので、「ブランド」「イメージ」にこだわりが無い方にはおすすめできません。
シセイドウメンの公式サイト上では「オイリー肌用化粧水」の扱いになっています。脂っこい男肌に合わせ、使用感・ハリ・キメの高さにこだわっているそうです。ただ、使用した感触や成分から、それを感じさせる要素はありませんでした。「香り」や「容器のフォルム」からは高級感がありますが、最も肝心な品質・中身で評価できるところはありませんでした。
本記事ではあくまでシセイドウメンを一つのメンズコスメとして評価し、価格に見合ったコスパがあるかレビューしていきます。
シセイドウメンハイドレーティングローションを使用してみました
シセイドウメンハイドレーティングローションの容器はガラスではなくプラスチック製。化粧水の質感は、手の甲に乗せられるくらいなので「サラサラ」というより「しっとり」という感じです。しかし、美容液や乳液ほどではありません。水分は80~90%近く、自然な感触です。
普通の化粧水よりはやはり粘性というか保湿感を感じます。ギャツビーやオキシーと言った大衆向け化粧品のアルコール感(水分が一気に蒸発していく感覚)というのはありません。
肌へも馴染みやすく、しかしベタつきを多少感じます。「オイリー肌向け」というのはよくわかりませんでした。
香り
香りに関しては、女性向けのハンドソープに似ています。女性向け香水のような甘さ(フローラルグリーン)と微妙な清涼感が心地よく、清涼感やアルコール系統の爽やかさではありません。高級感や質の高さを感じます。
ハイブランドコスメは品質よりも「香り」や「質感」を重視する傾向にあるため、かなり研究されている印象を持ちます。
質感や肌触り
普通のメンズコスメより水分割合が少なく、しっとりした感触があります。乳液まではいきませんが、とろみを感じ、保湿を演出してくれる印象を受けました。別途乳液や保湿化粧品を使う必要は無く、シセイドウメン一本で総合的なスキンケアが可能です。
シセイドウメンの安全性と肌に与える効果
水、グリセリン、変性アルコール、DPG、PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル、エリスリトール、グリチルリチン酸2K、ポリクオタニウム-51、チオタウリン、シラカンバ樹皮エキス、PPG-13デシルテトラデセス-24、クエン酸Na、クエン酸、メタリン酸Na、ジモルホリノピリダジノン、エタノール、トコフェロール、メチルパラベン、フェノキシエタノール、香料
全成分を見る限り、「◯◯肌に」といった特徴的なものがあるとは感じられませんでした。むしろ成分の毒性が非常に強く、敏感肌や乾燥肌の方は使用を控えた方がいいと判断しました。毒性を調べた結果ですが、成分のほとんどが毒で埋めつくされているのがわかります。
謎に配合されている紫外線吸収剤や、必要以上の合成界面活性剤・防腐剤の量。実感としての質感や感触、高級感は確かに満足度が高かったのですが、中身を見ると少し残念な気持ちになります。
シセイドウメンと比較したいメンズコスメ
同じ資生堂ブランド「UNO」のオールインワンコスメ。使い勝手や使用感で人気が高く、また安い。ブランドイメージは多少チープになるものの、「スキンケア」としての目的を果たす上で大差なし。
ブランド価値ではシセイドウメンに劣るものの、「品質」においては圧倒的に勝り、コスパ抜群なのがバルクオム。またパッケージのデザインセンスも負けていません。十分に高級感を演出することができます。
セラミドを配合し、「男性の肌」を追求したメンズコスメ。数々のメンズ雑誌で「No.1メンズコスメ」として紹介されています。ブランドにこだわらなければZIGENがおすすめ。
シセイドウメンはどんな人におすすめ?
解説の通り、個人的には「使っていきたいと」思いませんでしたが、
・「シセイドウメン」ブランド
・フランス製の高級感ただよう香り
・品質の高さを伺わせるパッケージとフォルム
など、ブランド品としての存在感みたいなものは感じました。何といっても「シセイドウメン」というブランドに対し、嫌悪感を持つ方は少なく、「女性ウケ」は間違いなく良いです。オキシーやギャツビーといったドラッグストアコスメより、「デキル男」と感じさせられます。
つまり、「化粧品で何をしたいか?」によって、シセイドウメンを選ぶか選ばないかが大きく変わってくると思います。「スキンケアをしたい」ならシセイドウメンを選んではいけません。逆に、「ファッションの一部」「見栄を張りたい」というならシセイドウメンはおすすめです。
ブランド名 | シセイドウ メン ハイドレーティングローション |
化粧品分類 | 化粧水 |
メーカー | 株式会社資生堂 |
価格 | 3240円 |
内容量 | 150ml |
使用目安 | 2ヶ月 |
取扱店舗 | 全国のデパート、Amazon等の通販 |
公式サイト | https://www.shiseido.co.jp/ |
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