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「男はスキンケアをしない方がいい」は本当?男肌の特徴とメンズコスメの傾向

最近は多くの男性がスキンケアに気を使い、中には基礎化粧品にとどまらず、BBクリームや日焼け止め、日傘を差す方までいます。また2018年8月22日、化粧品大手のポーラ・オルビスホールディングスが、男性用メークブランド「ファイブイズム バイ スリー」を立ち上げると発表。口紅やマニキュアなども展開するそうです。

しかし、男性のスキンケアに対する理解の浸透度がまだまだ低いのか「やればやるほど肌がきれいになる」、「化粧品は肌荒れやニキビが治すもの」という大きな誤解をしている方が多いようにも思います。正直、女性も肌のことを分かっていないのに、男性までも侵食されるのかと思うとゾッとします。化粧品を使用することのメリットや、本来の役割、自分自身の肌に合った化粧品を選べなければ、それは逆効果になります。

化粧品は薬にも毒にもなり、「なんだかよくわからない」というのであればやらない方がいいです。ここではそうした面から「男性がスキンケアをしない方がいい理由」を解説していきます。

男性の肌は脂っこくてそもそも強固

UNOホットジェルクレンズで実際に洗顔している様子

基礎化粧品の基本的な考え方は「不足成分の補給」。肌にとって「」不足している成分を補給させるのが役割です。しかし化粧品は水分と油分のバランスで配合されていて、男性の肌は女性の肌に比べて脂っこい性質を持っており油分を必要としていません。

もともと男性は皮脂分泌が活発なため(皮脂腺は男性ホルモンの影響を受けて分泌される)、何もしなくても天然の皮脂クリームで肌は保湿されています。

従って、その上に更に乳液クリームといった油分補給を目的とした基礎化粧品を使えば間違いなく「油分過多」となり、肌荒れやニキビを誘発します。

メンズコスメの多くがエタノールなどのアルコール成分を多く配合しているのもそのため。スキンケア全てがダメというわけではなく、それぞれの化粧品が持つ役割を理解しましょう。少なくとも乳液とクリームについては不要です。「とりあえず使っておこう」という理由で安価な化粧品に手をだす方が後を絶たないのですが、逆にそれを使うことで肌を傷つけているのです。

実際に乾燥肌だという男性も、一度考えをリセットして乳液・クリームを使う手を止めてみて下さい。詳しくは「男性の乾燥肌マニュアル」にまとめていますが、乳液・クリームが必要な男性はこの世に存在しないと言っても過言ではありません。

乳液・クリームは「毒」だらけ

unoクリームパーフェクションの全成分

乳液やクリームは、本来混ざり合わない水と油の融合物です。従って、「界面活性剤」というマヨネーズを作る際の卵黄的な役割の成分が必ず含まれます。

また、成分の香りが悪くならないよう、化粧品を開封しても腐らないよう、様々な合成成分・防腐剤・香料を配合、美容広告的に何の効果もない不必要な成分を入れることもあります。このように「商品」として提供できるレベルにするため様々なを配合しているのが化粧品です。

その毒の割合は、乳液やクリームなど油分が多くなるほど増えていき、水っぽいものほど少なくなります。しかし保湿の実感は油分ベースのものの方が強く、多くの方が使いたがります。

化粧水は肌を乾燥させる

DiNOMENメンズローション(ドライ)の一回当たりの使用量

唇が乾燥したとき、舌で「ペロッ」と舐めてしまうとかえって乾燥してしまったという経験は誰でもあるでしょう。何が言いたいかというと、「水」というのはそもそも肌の乾燥を招く成分。

リップクリームを使うと肌が潤うのも、油分や保湿成分が配合され膜を作ってくれているからです。

そのため、化粧水を選ぶ際も「さっぱりする」という感触だけで選ぶのではなく、保湿成分など肝心なものが含まれているか確認すべきです。「化粧水全てがダメ」「化粧水だけではダメ」というわけではありません。

また誤解してはいけないのが、唇は「毛穴」が無いため油分ベースのリップクリームでよかったのですが、肌となると先程も解説したようにニキビや肌荒れの元となるため油分化粧品ではいけません。化粧水では、油分ではなく「保湿成分」の配合があるか確認しましょう。

女性が基礎化粧品を必要としている理由は「メイク」の影響

女性が「乾燥肌」で悩むのは、社会的に日常的なメイクを強いられていることが一番大きな理由です。

メイクは「塗料」なので、男性がイメージする通常の洗顔料では落とすことができません。そのため「クレンジング」という作業が必要になり、肌をゴシゴシと擦り落とす手間が増えます。これが男性と女性の肌質が大きく異なる理由です。

例えば週に一度程度であれば肌質は変わりませんが、週5日、人によってはほぼ毎日顔面に「お絵かき」をして化学塗料で擦り落とす。これが年単位で積み重なれば、それはどんな人でも乾燥肌になるでしょう。

女性向けの化粧品がしっとりタイプで油分ベース中心の理由はここにあります。ですから男性が目的なしに女性用化粧品を使うのはおすすめしません。

冒頭、ポーラ・オルビスホールディングスが男性用メークブランドを立ち上げた、という話をしましたが、正直開いた口が塞がりません。間違ったメイクの認識、過剰なクレンジング、不必要な油分ケアが広まり、乾燥肌や肌トラブルで悩む男性が一気に増えるはずです。

男性はシンプルケアに徹することが大切

これからスキンケアをしようと考える男性の多くは、

  • どんな化粧品を選べばいいのか
  • 化粧水・乳液・クリーム、全部揃えたほうがいいのか
  • 安い化粧品と高い化粧品の差は何か

など、「化粧品を買う」前提でスキンケアを考えてはいないでしょうか?決して間違いではありませんが、本文で解説したように、スキンケアとは「不足成分の補給」であるため、あなたに不足しているものが無ければ「何もしない」のが現状のスキンケアになります。

化粧品は「薬」です。健康な方は薬を服用しません。化粧品は使えば使うほど肌がきれいになるものでもありません。そして化粧品は何かしらの「予防」を目的としたものなので、「治療」はできません。

個人的にはこういった基本的なところをまず理解することが重要だと思います。仮に化粧品を使うことになっても、決して化粧品会社の煽りには乗らず、自分の肌と向き合って最適な化粧品を選べる知恵を付けていきましょう。

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