メンズビオレ化粧水ジェルタイプの口コミ!ローションタイプとの違いは?
メンズビオレは、乾燥肌と脂性肌の悩みを両方抱えやすいという男性特有の肌質を研究して作られたメンズコスメです。
その中でも「浸透化粧水濃厚ジェルタイプ」は、3種類存在するメンズビオレの化粧水シリーズの中で最もしっとり感の強い化粧水です。肌(角層)への浸透率が高い保湿成分が配合されているため保湿の実感力も高く、長時間に渡り乾燥・粉ふき・肌荒れ・シェービング後のヒリヒリを防いでくれます。
ただ、美容的な効果はほとんど期待できず、ポリマー類が大半を占める成分割合のため、本質的な乾燥対策とは言えません。やはり価格が安く、化粧品の「品質」はイマイチな面もあります。
ローションタイプと比較し保湿の実感が高い
成分的には浸透化粧水ローションタイプとの違いはほぼありませんが、濃厚ジェルの強みは何と言ってもヒアルロン酸の濃度。ローションタイプに比べて3倍も濃厚なヒアルロン酸を配合しているため保水力もその分高く、肌が保湿されている実感力が強いです。
また、濃厚ジェルタイプのみに保湿成分として配合された「ベタイン」は、植物由来の天然アミノ酸系保湿成分で柔軟性と弾力性が高く、角層への浸透性に優れています。肌の角質層に潤いを与えてしっとり感を向上させることでき、毒性もない安全な成分であるため、乾燥による敏感性乾燥肌向けに作られた化粧品によく用いられる優秀な成分です。
さらに、髭剃り後や荒れ気味の肌に塗布をしてもヒリヒリとしないよう、アルコール・メントールなどの刺激が強い成分は抑えられ、敏感肌にも優しい仕上がりとなっています。
メンズビオレ浸透化粧水濃厚ジェルタイプを使ってみました
手に出した質感はクリームに近く、ねっとりとした乳液のような伸び方をします。使い心地が重たくべたつきが気になるのではという印象を持ちます。
しかし、肌へ塗布するとさっきまでの印象から一変、化粧水のような使い心地を感じます。同じように、Amazonや楽天などの通販サイトでこの点を評価する口コミが目立ちました。
表皮への浸透速度はとても早く、塗布時にべたつきを感じることはありません。ローションタイプに比べて、しっとり感が強くサラサラ感が弱い使い心地であるため、脂性肌の人よりも乾燥肌の人の方が使いやすいでしょう。
また、ヒアルロン酸を含むポリマーが多く配合されていることから、塗布後の肌はツルッと綺麗に仕上がります(毒性的には問題ありだが使用感は評価)。
アルコールフリーの処方なので、塗布時にぴりぴりとした刺激や香りを感じることはありません。
塗布後の肌が潤っているという実感は濃厚ジェルタイプの方が長く、長時間に渡ってもっちりとした肌が継続するため、朝に保湿ケアをしても昼までにはカラカラに乾いてしまうという人などにもおすすめできます。
全成分から見た安全性と使用可否
水、グリセリン、BG、PEG-32、DPG、ジメチコン、ヒアルロン酸Na、アスナロエキス、アクリル酸アルキルコポリマー、(アクリル酸/アクリル酸アルキル(C10-30))コポリマー、イソセテス-20、ベタイン、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2、ミネラルオイル、トロメタミン、カルボマー、EDTA-2Na、水酸化K、コハク酸、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料
2種類の合成界面活性剤が使われ、ポリマー類の配合量が目立ちます。防腐剤や香料など、安価な化粧品に含まれる成分配合であり、やはり品質面・安全性は評価できません。
また、ベタインは刺激が少なく毒性判定こそ出ていませんが、実はアレルゲンとしての側面を持ち、人によっては塗布箇所が腫れたり湿疹が出てしまう可能性もあります。アレルギー体質の人は使用前に一度パッチテストをした方が良いでしょう。
品質はイマイチも乾燥対策には効果あり
メンズビオレ浸透化粧水浸透ジェルは、長時間に渡って肌に潤いを閉じ込め、乾燥が原因による粉ふきや肌荒れを防ぐことができます。
使用時にべたつきを感じることはありませんが、ローションタイプのようにサラサラとした肌質を得ることはできないため、脂性肌との相性はよくありません。混合肌の人も、日によっては気持ち悪く感じてしまうかもしれません。どちらかといえば普通肌・乾燥肌向けのメンズコスメであると言えます。
安価で一定の働きを期待できる反面、その安全性・品質はやはり浮き彫りになっています。本格的な乾燥対策、肌荒れやニキビの予防のために使うメンズコスメとは評価できません。
メンズビオレをAmazonで購入するブランド名 | メンズビオレ浸透化粧水ジェル |
化粧品分類 | 化粧水 |
メーカー | 花王株式会社 |
価格 | 500~700円(税込) |
内容量 | 180ml |
使用目安 | 2ヶ月 |
取扱店舗 | 全国の薬局等 |
公式サイト | http://www.kao.co.jp |
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