ギャツビーアクネフォームの口コミ!皮脂の除去力は抜群だが安全性に不安
ギャツビーアクネケアフォームは、皮脂吸着パウダーによって肌のテカリや皮脂を抑える、ニキビ予防用の医薬部外品指定メンズ洗顔料です。
安価でニキビケアができる洗顔料として10~20代の男性にとって気になる存在です。しかし誤解が無いようにまず補足しておきますが、ギャツビーアクネケアフォームは今あるニキビを治したり、ニキビ肌でも使うことができる洗顔料、という意味ではありません。「ニキビができたので購入したが、かえってニキビが悪化した」という口コミが非常に多いです。
「ニキビケア」とは「ニキビ予防」を意味するため、その大前提を理解したうえで購入するようにして下さい。
ギャツビーアクネフォームで実際に洗顔をしてみました
特に口コミで多かったのが「脂汚れの落ち」を評価する声です。同時にニキビケア用の洗顔料が「染みる」「ニキビが悪化してしまった」という口コミも目立ちます。これは主にサリチル酸という殺菌成分の影響。皮脂汚れを落とす力は強力ですが、やはり泡の刺激性は強く、ニキビなどの「外傷」には大きく反応してしまいます。予防用であることと、自分の肌の状態は必ず確認してから使って下さい。
一回あたりの使用量は様子を見ながら、少しづつ自分の「適量」を見つけていってください。サリチル酸は医薬部外品の場合有効成分として記載できる「見栄えの良い成分」ではありますが、一般的には洗顔料に含まれないほうがいい成分としても知られています。皮脂の分泌が相当深刻で、かつニキビが完全に治っている状態で使うべき洗顔料。
使用量が多すぎるとニキビが無い方も「ニキビケアにならない」可能性があります。
例えばニキビがある状態でこのような強力な洗顔料を使用すれば、肌の修復を殺菌成分で邪魔してしまうことになります。ニキビを作るのも「菌」ですが、肌を修復するのも「菌」。常在菌である表皮ブドウ球菌が肌のバリア機能を構成しますが、それを洗い落としてしまっているのです。
泡立ちや泡そのものは悪くありませんし、グリーンシトラスの香りと、強力な皮脂除去力で脂性肌の方には最高の洗い上がりと評価できます。しかしやはりその安全性は不安が残りました。
全成分から見る安全性と使用可否
有効成分:サリチル酸、イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム
その他成分:精製水、ステアリン酸、濃グリセリン、ミリスチン酸、水酸化カリウム、ポリエチレングリコール1500、ラウリン酸、パルミチン酸、ソルビット液、親油型モノステアリン酸グリセリル、ベントナイト、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、l-メントール、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、エデト酸四ナトリウム四水塩、dl-カンフル、ポリエチレングリコール、香料
先に説明したサリチル酸、ニキビの原因(アクネ菌)の繁殖を抑制するイソプロピルメチルフェノールなど、ニキビ予防となる成分が多く含まれています。しかし、10~20代の男性ホルモンが異常分泌する思春期の時期以外は、過剰なスキンケアになり得ます。安価で品質も高いとは言えないため、少しでも肌の異常を感じたら使用を中止して下さい。
ギャツビーアクネケアウォーターとの併用について
深刻なニキビ肌で悩んでいる場合、ギャツビーシリーズの「ギャツビーアクネケアウォーター」とアクネケアフォームを併用しようと考えるかもしれませんが、肌の健康を考えるとそれはおすすめできません。どちらも殺菌力が異常なまでに高いため、肌を無菌状態へと導き傷付きやすくなります。
「強力な皮脂除去力」について正しい理解を
アクネケアフォームを使えば、皮脂吸着パウダーによって肌のべたつきやテカリを抑えられ、3種の有効成分によってニキビを予防することができます。しかし、強力な洗浄・殺菌力には注意をしたいところ。
ニキビができてしまう原因は人それぞれ、状況によって対処法が変わってきますから、自分の肌質的にアクネケアフォームを使うべきなのかを考えてから使用するようにしましょう。
ブランド名 | ギャツビーフェイシャルウォッシュ薬用トリプルケアアクネフォーム |
化粧品分類 | 洗顔料 |
メーカー | 株式会社マンダム |
価格 | 250~500円(税込) |
内容量 | 130g |
使用目安 | 2ヶ月 |
取扱店舗 | 全国の薬局等 |
公式サイト | https://www.gatsby.jp |
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