DiNOMENメンズローションの口コミ!アルコール臭が強く好みが分かれるところか…
DiNOMENメンズローションは、フローレンやユビキノン(コエンザイムQ10)など、アンチエイジング対策としての成分が含まれた数少ないメンズコスメ。
ただ、エタノールが主体のいわゆる「メンズコスメ特有」の配合で好みが大きく分かれます。化粧水で3,000円と、成分や実感から考えたコスパも高いとは言い難いため、初心者にはおすすめしません。
DiNOMENメンズローションのファーストインプレッション
DiNOMENを使用してまず感じたのは、メンズコスメ特有のエタノール臭。個人的には苦手に思ってしまい、この時点でリピートは無しと判断…。
ちなみに「ドライ(乾燥肌用)」のDiNOMENを手に取りましたが、使用感から何をもって「乾燥肌用」なのかわかりませんでした。普通の化粧品でも(3,000円もするような化粧品でなくても)、これくらいの肌の保湿感というのは得られます。
また保湿系の成分は含まれておらず、乾燥肌の対策目的ではイマイチと評価せざるを得ませんでした。
質感についてはサラサラのローションですが、肌に塗布してしばらくすると油分感・ベタつきを感じます。
もしこれが「乾燥肌用」としての根拠なら、乾燥肌の方が塗布してはならないでしょう。
フラーレンやユビキノン、各種植物エキス類を配合し、成分としては化粧水っぽくないためその影響でしょうか。化粧水は水溶性の美容成分を主体に配合するためあまりに雑多に含めすぎるとその効果はあまり得られなくなってしまいます。このDiNOMENはそのいい例かもしれません。
また容器の蓋が結構緩いので、旅行や出張などにおける持ち運びでは注意して下さい。
DiNOMENの特徴&注意点
アンチエイジング効果
DiNOMENにはユビキノン(コエンザイムQ10)やフローレンなど、注目のアンチエイジング成分が含まれています。この2つが配合されたメンズコスメは中々ありません。シミ・シワ・たるみ・くすみなど、その予防目的としては効果が期待できるかもしれません。
特にフラーレンについては、科学的根拠が認められた美容成分。フラーレンは「抗酸化作用」に優れ、その効果が有名な成分で言うとビタミンCが代表的ですが、その172倍の効果があると言われています。あまり具体的ではありませんが、スキンケアや肌老化・アンチエイジングを語る上で「酸化」という点は重要なポイントになりますので、覚えておくと良いでしょう。
メンズコスメとしての安全性はイマイチ
エタノール、メントールなどの清涼感の強い刺激成分、また必要以上の防腐剤が含まれ、スキンケアの安全性においてはあまり評価できません。成分の半分は毒性判定があるもので、特に敏感肌・肌荒れ・ニキビ肌傾向にある方は注意が必要です。実感においてもそのエタノールを強く感じるため、嫌悪感を抱く方も多いでしょう。
【全成分】
水・BG・グリセリン・エタノール・ユビキノン・フラーレン・PVP・ヒアルロン酸Na・レシチン・ラレアディバリカタエキス・エナンチアクロランタ樹皮エキス・PEG-60水添ヒマシ油・オレアノール酸・メントール・クエン酸・クエン酸Na・フェノキシエタノール・メチルパラベン・プロピルパラベン出典:DiNOMEN
DiNOMENメンズローションはどんな人におすすめ?
正直のところ、DiNOMENの割高感は否めません。1本3000円を超える男性向けの「化粧水」は多くありますが、中身に釣り合った設定とは言えない気がします。
容器がしっかりした作りで男性向けにデザインされているため、そこにコストがかけられている印象も受けます(多くの化粧品原価は半分以上が容器とブランド)。東急ハンズやLOFTなどで販売され、中~高級ラインのメンズコスメで、確かにカッコイイのですが、肝心のメンズコスメとしての保湿力・安全性・お手頃感はイマイチ。
あとは、何と言ってもこのエタノール感が残念。多くの男性はこれを望んでいませんし、このレビューをまとめる上で色々調べる前、肌に塗った瞬間「ああ、これは無い」と即座に感じてしまいました。例えばこのエタノールが「肌に良い」という新事実がこれからわかったとしても、私は手に取ることは無いでしょう。
DiNOMENをAmazonで購入するブランド名 | DiNOMENメンズローション(ドライ) |
化粧品分類 | 化粧水 |
メーカー | 株式会社桃山ホールディングス |
価格 | 3,240円 |
内容量 | 150ml |
使用目安 | 2ヶ月 |
取扱店舗 | 通販、全国の百貨店・雑貨店にて購入可能 |
公式サイト | https://dinomen.jp/ |
この記事にコメントをする