メンズアクネバリア薬用ウォッシュの口コミ!男ニキビへの効果はいかに
メンズアクネバリア薬用ウォッシュは、ニキビを「予防」するための洗顔料です。ニキビの元となるアクネ菌の殺菌効果を持つ「イソプロピルメチルフェノール」を配合し、男性の脂性肌アプローチします。
ここで誤解してはいけないのが、「ニキビを治す洗顔料」ではないということです。Amazonのレビューや口コミを見てみると、
- ニキビ、肌荒れが悪化した
- 全くニキビが治らない
- 使い続けているが効果がない
など、洗顔料では「できない」ことを評価しているものが多く見られました。洗顔料でできることは、「汚れを落とす」これだけです。
ニキビができる前(アクネ菌の蓄積前)に、メンズアクネバリアを使うことでそれを予防できます。メンズアクネバリア自体がニキビを治す効果があるわけではありません。本記事では、メンズアクネバリア薬用ウォッシュの正しい使い方とその効果をまとめています。
メンズアクネバリア薬用ウォッシュの使い方
メンズアクネバリア薬用ウォッシュは「医薬部外品」の指定を受けた安全性が高い洗顔料です。しかし、「医薬品」ではないため、ニキビや肌荒れを治癒する働きはありません。そもそも洗顔料は化粧品の一種ですから、できることは限られています。
従ってその使い方も、市販の洗顔料と変わるところはありません。
洗顔料の見た目は薄く緑色がかったいかにも薬用、ニキビに効果がありそうな印象を受けます。しかしこれは銅クロロフィリンNaという植物由来の色素によるもので、明らかな戦略です。銅クロロフィリンNa自体には何の効果もありません。
泡立ちは一般的な洗顔料と変わらず、弾力、脱脂力、洗浄力など、取り上げて評価すべきところはありません。
脂性肌やそれに伴うニキビで悩む男性は非常に多く、「ニキビ用」「しつこいアブラ汚れに」と書かれた洗顔料につい目が行ってしまいますが、正直のところ脱脂力の強さはどの洗顔料も変わりません。
そもそも皮脂汚れは水溶性なので、洗顔料を使わなくても(水洗顔でも)ニキビ予防は十分可能です。そのため今は「洗いすぎない」「必要な皮脂は残す」といった洗顔料が増えています。
洗いすぎる、皮脂を落としすぎることで、極度の乾燥やターンオーバーを狂わせる要因を招いてしまっているのです。理屈ではニキビ対策として有用な洗顔料ではあるものの、実態面で必ずしもニキビや脂性肌の男性におすすめできるものではありません。
なお、同シリーズのメンズアクネバリア薬用ローションについても同じことが言えます。医薬部外品としてニキビ用のメンズ化粧水ですが、「ニキビを治す化粧水」ではないことを補足しておきます。
メンズアクネバリア薬用ウォッシュ全成分
【有効成分】
イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム
【その他の成分】
ミリスチン酸、ステアリン酸、親油型モノステアリン酸グリセリン、ラウリン酸ミリスチン酸ジエタノールアミド、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、濃グリセリン、水酸化K、BG、ソルビット液、銅クロロフィリンNa、ラウロイルグルタミン酸Na、無水エタノール、フェノキシエタノール、ラベンダー油、ローズマリー油、ユーカリ油、ティーツリーオイル、オレンジ油、シラカバエキス、クマザサエキス、チョウジエキス、ドクダミエキス、カムカムエキス
ニキビ予防はシンプル
メンズアクネバリア薬用ウォッシュは、ティーツリーオイルなど植物エキスに薬用成分を含ませた、男性にとって使いやすいニキビ予防洗顔です。脂性肌に伴うニキビで悩む男性に向けて開発された商品です。
しかし、その使用方法や「ニキビ用洗顔」に対する誤解によって、かえってニキビに苦しむ方も多く見られます。
冒頭もお伝えしましたが、洗顔料でできることは「汚れを落とす」ことのみ。顔を洗うことでニキビが治る、なんて不可思議なことが起こるはずありません。冷静になれば分かることですが、真剣に悩んでいると錯覚してしまいます。メーカーも誤解を招くような表記をしており、その点は評価しかねるところです。
今まさにニキビがあって、洗顔方法に悩む男性は「洗顔料を使わない」ことが一番の対策です。正しいメンズアクネバリアの使用方法は、完全にニキビを治し、それ以降のスキンケアとして利用します。
ブランド名 | メンズアクネバリア薬用ウォッシュ |
化粧品分類 | 洗顔料 |
メーカー | 株式会社石澤研究所 |
価格 | 1,404円 |
内容量 | 100g |
使用目安 | 2ヶ月分 |
取扱店舗 | 公式通販、Amazon等 |
公式サイト | https://www.ishizawa-lab.co.jp/ |
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